CCAMLR議長、各国政府代表、事務局の皆様
私は、南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)が南極海に海洋保護区ネットワークを設立することに合意したと認識しています。環境に深い関心を持つ地球市民である私は、CCAMLRが今、迫られている決断の行方について、非常に心配しています。
世界の海洋の10%を占める南極海は、地球上で最も無垢の状態に近い海洋環境を保つ、貴重な海域です。だからこそ私はAOAの「CCAMLRウォッチ」活動に加わり、CCAMLRの動向を追跡しはじめました。
南極海という重要な海洋環境を保護することが手遅れにならないうちに、CCAMLRは南極に大規模な海 洋保護区・禁漁区ネットワークを構築する必要があります。乱獲や気候変動による悪影響が深刻になりつつある今、CCAMLRは、南極地下鉱物資源開発の禁 止を決定した1991年当時のように、大胆な行動に出るべきです。南極海を種々の脅威から守るため、CCAMLRの手による保護を実行に移してください。
CCAMLR会議は市民参加が制限されているばかりでなく、メディアの出入りも禁じられています。南極海という貴重な、全地球市民共有 の海には最大限の保護の努力が払われるべきで、そのためには私たち市民が声を大にする必要があると感じています。私はCCAMLRの動向に注目しつつ、行 動を起こし続け、周囲の人々にも賛同を呼びかけていきます。
南極海を未来の世代に受け継いでゆくために、正しい決断を下されますようお願いいたします。
誰?
南極の海洋生物資源の保存に関する委員会(CCAMLR)は南極の海洋生物を保護・管理するために(ただしアザラシとクジラは別組織による管理なので対象 外)、1982年に発足した国際組織です。24の国とEUが加盟するこの組織は、2013年までに南極海に複数の海洋保護区を設立すると宣言しています。 南極海を未来の世代への遺産として末永く保護するための、前代未聞の貴重なチャンスです。AOAはCCAMLRに、宣言を実行に移すよう訴えています。あ なたもAOAの「CCAMLRウォッチ」に参加して、嘆願書に署名してください。